Category Archive : 三愛病院

11月に入り、朝夕の冷え込みを感じるようになりました。
今月は、患者さまに今が旬の「きのこ」をふんだんに使用した炊き込みご飯をお出ししました(^^♪

・きのこの炊き込みごはん

・サバの塩焼き

・春菊のごま和え

・味噌汁

・オレンジ

きのこに含まれる栄養や効果として、

 カルシウムの吸収を促進し骨を丈夫にするはたらきがあります。

 腸内に溜まった不要な老廃物を絡めとって排泄したり、コレステロールの排出も助けてくれます。

 ナトリウムを排泄して塩分の摂り過ぎを調節するはたらきがあります。

他にも、ビタミンB群や葉酸などが豊富で糖質や脂質代謝に役立ったり貧血予防にも効果的な栄養素が含まれています。

きのこの栄養を逃がさない調理方法のポイントをご紹介します。

①水で洗わない
 きのこには水溶性の栄養も含まれるため、水洗いすると栄養素や風味が損なわれてしまう可能性があります。
 汚れが目立つ場合は、調理の前に軽く洗うか、乾いた布で優しくふき取るのがおすすめです。
 ただし、なめこなど洗った方が良いきのこもあります。

②油と一緒に強火で調理
 ビタミンDは油と一緒に摂ると効率的に吸収されやすくといわれており、きのこは油で炒めたり揚げたりする調理法がおすすめです。
 このとき、強火で熱すると旨味が凝縮し焼き色を付けることで香ばしさが増しますよ(^^)/

患者さまにもきのこの栄養と効果を知っていただきたく、食事カードをお付けしました。
旬のきのこにもみじ型の人参もトッピングし、秋の季節を感じていただけたのではないでしょうか。

これから更に寒くなってまいりますので、皆様お体には十分気を付けてお過ごしください。

★☆三愛病院 栄養課☆★

秋の味覚を堪能しつつ雑穀米で食事コントロールしてみませんか

10月は、秋が本格的に始まる次期です。
実りの秋、食欲の秋♪
おいしいものがたくさんで、皆さん、ついつい食べすぎてしまっていませんか?
食べすぎると胃もたれや胸やけなど体に不調を起こしてしまうことがあります。
そこで、おすすめしたい食材のひとつが雑穀米です。
雑穀米というと白米に比べて噛みごたえがありダイエットに効果のある食材のイメージですが、ここで雑穀米の栄養について詳しくみていきましょう!

雑穀米の栄養

①エネルギーの保持
 雑穀米は白米に比べGI値(食後血糖値の上昇を示す指標)が低いため、血糖値の上昇を抑え、エネルギーを継続的に供給することができます。

②栄養バランスの良さ
 雑穀米には、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が多いので、栄養バランスの良い食生活に貢献します。

③健康のサポート
 雑穀米には抗酸化作用や抗炎症作用があり、健康に良い影響を与えてくれます。

④腸内細菌の改善
 雑穀米には腸内環境を整えたり、便秘の改善や腸内フローラのバランスをとることもできます。

※雑穀米には食物繊維が豊富に含まれているので摂取し過ぎると消化器系に負担をかける可能性があります。特に、急激に食物    繊維の摂取量を増やすと、下痢や腹痛などの症状が現れることがあるので注意しましょう。

こんな素晴らしい栄養効果をもつ雑穀米! 当院では10月17日昼食に雑穀ご飯を入院患者様に提供致しました。

( お品書き )

    
  ・ 雑穀ご飯
  ・ 白身魚フライ
  ・ 炒り豆腐
  ・ バナナ
  ・ 清汁

「赤飯みたい」とおいしそうに味わっている患者様もいらっしゃいました。
食欲の秋!! 秋の味覚を堪能しながら、時には健康を意識して雑穀米を食べるのもいいですね(^^)

★☆三愛病院 栄養課☆★

当院の当番医を受診される方は、以下の内容をご確認の上、受診をお願いいたします。

整形外科当番医の受診をご希望の方は、出来るだけ、17:00までにお越しください。
17時を過ぎますと、救急外来対応以外の診療は、お受けできない場合がございます。

◆当院の当番医は、電話等での予約受付を行っておりません。
 受付順で、診察のご案内をいたします。
 ※受診者が多く、診療対応困難となった場合、診療受付を終了する場合がございます。

◆不織布マスクの着用をお願いいたします。

<受診時にお持ちいただくもの>

 ・マイナ保険証または健康保険証、各種受給者証
 ・お薬手帳

交通アクセスのご案内

当番医医療機関:三愛病院 鹿児島市郡元3丁目14番7号

新型コロナウイルス等の感染予防対策のため、ご不便をおかけいたしますが、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
ご不明な点等ございましたら、当院職員へお問い合わせください。

段々と涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。

9月16日(月)は、敬老の日。

三愛病院では、特別メニューを提供いたしました♪

・赤飯

・金目鯛の煮つけ

・紅白なます

・花麩の澄まし汁

・茨城県産和栗モンブラン

皆様、「まごわやさしい」という言葉をご存知でしょうか。
「まごわやさしい」とは、栄養バランスを整えるために食事に取り入れたい
7つの食材の頭文字から成る言葉です。

…豆類(大豆・小豆・豆腐・納豆・みそ等)

  良質なたんぱく質・不溶性食物繊維が多く含まれています。
  不溶性食物繊維は腸を刺激してぜん動運動を促したり、
  水に溶けないため便のかさ増しになり、便通を促す作用があります。

…ごまなどの種実類(ごま・ピーナッツ・アーモンド・ぎんなん・栗等)

  ミネラルやビタミンEが豊富です。ビタミンEの抗酸化作用により
  アンチエイジングが期待できます。

…わかめなどの海藻類(わかめ・ひじき・のり・昆布等)

  水溶性食物繊維が豊富で、便を軟らかくしたり善玉菌のエサになります。
  コレステロール値の低下も期待されます。

…野菜全般

  ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。

…魚介類

  良質なたんぱく質・青魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)が豊富です。
  DHA・EPAは血液をサラサラにする効果があります。
  また、小魚は手軽にカルシウムも摂ることができます。

…しいたけなどのキノコ類(しいたけ・しめじ・エリンギ等)

  ビタミンDや水溶性・不溶性食物繊維の両方が豊富に含まれています。

…イモ類(じゃがいも・さつまいも・里芋・山芋等)

  ビタミン、カリウム、炭水化物、食物繊維が豊富に含まれています。

ちなみに今回の敬老の日メニューには…
 ま→赤飯のささげ
 ご→赤飯の上にトッピングされているゴマ・デザートのモンブラン
 わ→澄まし汁の具のとろろ昆布
 や→紅白なます
 さ→金目鯛の煮つけ、かつおぶし

「し」と「い」がありませんが。。。
夕食に「し」のしめじ、「い」のサツマイモが提供されています(^▽^)/

このように、1回のお食事ですべての食材を使うことはむずかしくても、
1日の間でなら取り入れることはできるのではないでしょうか(^^)

皆様も「まごわやさしい」を意識してお食事を召し上がってみてくださいね(#^.^#)。

★☆三愛病院 栄養課☆★

三愛クリニック(外来・通所リハビリ・訪問リハビリ)は、台風10号の接近に伴い、
外来診療を終日休診・介護サービス提供を中止とさせていただきます。

ただし、救急患者については、三愛病院(電話 099-252-6622 )で対応いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほど宜しくお願いいたします。

<追記>

8月30日(金)は、通常通り診療を行う予定です。

社会医療法人三愛会 理事長

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか(^^)/
当院ではお盆にちなんだ精進料理メニューをお出ししました。

「精進揚げ」とは肉や魚など動物性の食品を使用しない精進料理のひとつで、 主に野菜を使った揚げ物です。ちなみに当院では・・・

えび・・・殻はカルシウムが豊富で骨粗鬆症予防にも効果的です。
おくら・・・βカロテンが豊富な緑黄色野菜で免疫力アップに繋がります。
まいたけ・・・ビタミンDが豊富でカルシウム吸収を高めます。
        油と一緒に摂ることで吸収率が高くなるので炒めや揚げ物がおすすめです!
かぼちゃ・・・ビタミンA・C・Eが豊富で抗酸化作用があり美肌効果があります。
上記4種類の食材を使用しました。今が旬の夏野菜を使用してもいいですね(^^♪
「精進料理」は、四季折々の旬の食材を用いることで、自然の恵みや生命を大切に して、身体だけでなく心も浄化するという思想が込められているようです。

 また、お盆に食べるデザートといえば「おはぎ」がありますね。
お赤飯と同様に使用される小豆の赤い色は邪気を払うとされており、昔貴重品であった砂糖を使い餡にすることで、ご先祖様への敬意や感謝を伝えるため、お彼岸に「おはぎ」を食べる習慣ができたとされています。

入院中の患者様も、精進料理にちなんだメニューでお盆の季節を感じていただけたのではないでしょうか(^^)/
まだまだ猛暑が続きますので、水分補給をしっかりして、お身体に気を付けてお過ごしください。

★☆三愛病院 栄養課☆★

三愛病院、三愛クリニック、リハビリホスピタル三愛より、お盆期間中の診療体制についてお知らせいたします。

お盆期間中 <8月11日(日)から8月16日(金)> は、暦どおり、通常の診療体制となります。
8月12日(月)は、振替休日の為、休診です。
発熱等の症状で受診をご希望の方は、発熱外来(予約制)での対応を行いますので、三愛クリニックまたは、リハビリホスピタル三愛に事前にご連絡ください。

三 愛 病 院三愛クリニックリハビリホスピタル三愛
8月11日(日)休診 ※救急を除く休 診休 診
8月12日(月)休診 ※救急を除く休 診休 診
8月13日(火)通常通り診療通常通り診療通常通り診療
8月14日(水)通常通り診療通常通り診療通常通り診療
8月15日(木)通常通り診療通常通り診療通常通り診療
8月16日(金)通常通り診療通常通り診療通常通り診療
※救急の場合、三愛病院(電話:099-252-6622)へご連絡ください。
※発熱外来受診希望の場合、以下の受診を希望する医療機関に事前連絡をお願いします。
  ・三愛クリニック(電話:099-812-6433)
  ・リハビリホスピタル三愛(電話:099-257-1010)

 また、新型コロナウイルス等の感染症が流行しております。
暑い日が続いておりますが、院内では、必ず、不織布マスクの着用、手指消毒にご協力の程、よろしくお願いいたします。
また、こまめな水分補給を行い、熱中症対策も忘れずにお願いいたします。

土用丑の日にうなぎを食べて夏を乗り切りましょう!

今年も日に日に暑さが増し、真夏日・猛暑日が続いていますが、夏バテにならないよう気を付けたいものですね。

7月24日は「土用の丑の日」ということで当院の患者様に季節を感じて少しでも元気になっていただこうと「うなぎちらし」を提供しました。

うなぎは、疲労回復や食欲増進に効果的な栄養価の高い食材です。
また夏バテ対策に体の疲れをとってくれる酢(酢酸)の入った酢飯との取り合わせで、入院患者様も元気が出たのではないでしょうか。

昔から丑の日には「う」の付く食べ物を食べると良いという風習があった為、うなぎの他、梅干し、うどん、瓜、牛肉等を食べる習慣があったようです。

そして今年の夏の土用の丑の日は、なんと 7月24日 8月5日 2回 もあります\(^o^)/
うなぎを食べて暑い夏を乗り切りましょう!!

★☆三愛病院 栄養課☆★

三愛会OLS活動について

三愛会では、OLS活動に取り組んでおります。

OLSとは、(Osteoporosis Liaison Service):骨粗鬆症リエゾンサービスの略称です。

骨粗鬆症による骨折を防ぐため、医師を中心に看護師や薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ等の多職種が連携して、骨粗鬆症による骨折防止の為のサポートを行っております。

第1部では、整形外科医師の中川より、骨粗鬆症がどんな病気なのかについて講演がありました。ちょっと専門的な用語もありむずかしかったでしょうか!?

第2部は、管理栄養士から骨粗鬆症予防に必要な栄養について、講演し、研修に参加された皆さんにカルシウムチェックをしていただき、カルシウム摂取不足の状況を評価していただき、カルシウム不足を補う簡単レシピ等の紹介をいたしました。

第3部は、理学療法士から転ばないための筋力維持についての体操をご紹介し、皆さんと一緒に体を動かしました。
 最後は、今日の振り返りとして研修内容からクイズを出題させていただきましたが、皆さん真剣に研修を聞いていただいたので、ほぼ皆さん全問正解でした。
クイズの出題者がひっかけ問題をだして、クイズの回答に笑いが出る場面もありましたが、ちょっといじわるな問題を出してしまい、すみませんでした。

今回の研修が、皆さんの骨折予防につながり、健康な生活にお役に立てれば幸いです。
最後になりましたが、研修に参加された皆さん、ご参加ありがとうございました。

三愛会では、OLS活動に取り組んでおります。

OLSとは、(Osteoporosis Liaison Service):骨粗鬆症リエゾンサービスの略称です。

骨粗鬆症による骨折を防ぐため、医師を中心に看護師や薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ等の多職種が連携して、骨粗鬆症による骨折防止の為のサポートを行っております。